本日はBalance AutoさんのAudiが入庫予定。
山崎さんが到着したのかなと入り口をみてびっくり。
田原本町長!
森町長とは地元の青年会議所での長いお付き合い。
久しぶりに旧友に会う感じですが、訪問相手は当社会長。
大阪出身の会長は、田原本に移り住んで50年以上。
コロナ渦での当社の状況、地元の問題についての見解を申し伝え。
対して町長としての問題分析、現状、今後のビジョンを理路整然と伝える姿は、同世代から見ても凄い。
街づくりという重責を担い続けてきた証。
こういう状況なので積もる話はできませんでしたが、クルマに関する情報を貰いました。
「大都会はもちろんですが、この田原本町でも電車、バスの利用数が激減。逆に免許センターは満杯」
交通手段がクルマ主体のエリアでさえ、さらにクルマに乗る人が増加しているとのこと。
立場上詳しい情報は伏せていましたが、日本全体もその流れはこのまま続くだろうとのこと。
「シルクロードさんもスポーツカーに加え、車中泊、キャンピングも含めた幅広いモビリティパーツ開発を手がけていることは喜ばしいことです。これからの日本社会において重要。EVの流れも間違いなく来ますよ」
世間一般のニュースと同じ内容ですが、彼が口にしたことの意味は重い。
イチ政治家である彼の言葉には、一般人にはアクセスできない情報が裏づけされているでしょうから。
FACEBOOKには同じ青年会議所の出身で、菅内閣における内閣府と文部科学省の副大臣の田野瀬君の姿。
二人が協力して地元田原本を盛り上げるイベントを開催したそうです。
オリンピックに先駆けてグアテマラと姉妹都市を結んだことがNHKでも特集。
お二人とは若い頃はお酒を酌み交わす仲でしたが、今は特殊な立場。遠い世界。
そんな話の最中に到着したのはBalance Auto山崎さん。
森町長、大昔、スポーツカーが大好きでRX-7に乗っていたことも。
当時、山崎さんが設計者として勤務していた某メーカーの車高調の購入経験アリ。
それを聞いて嬉しそうな山崎さん。
乗ってきたAUDIにも興味深々の町長。
「年齢的にも卒業したので、次に趣味のクルマを購入するならクラシックカーになるかなあ」
公務に戻られるということで、ワタシも仕事モード。
と言っても打合せは工場長や開発担当にマル投げ(笑)。
アームはA4~A7までほぼ共通の可能性があります。
おおよその形状は山崎さんが設計済み。
当社は主に量産、そして車検時の構造変更申請済み書類を取得するのが役割。
アームは指定”外”部品であるため、装着した場合は改造申請が必要。
複雑で難解な手続きを済ませた書類を用意しておけば、検査の手間が一気に省けます。
もちろんそのためには強度破壊試験が必要であり、安全性の高さを証明することにもなります。
あれ?
リアにタイヤホイルありますけど、何ですか?
「試作アーム完成したら、角度やホイルのマッチングを取りに来ますから」
元有名国内サスペンションメーカーの花形設計士の腕前が、当社のピットで披露されます。
楽しみ。
「ちょっとー、代車汚いよ~」
ええ、いつ洗ったか覚えていません。鳥のフン付きです。
山崎さんに渡せば、ぴかぴかにしてくれそうですからね(笑)
お見送りの後、カワイ製作所に引取り。
「悪いな。もうちょっと沢山用意しておきたかったんやけどな」
バックオーダーが常時2ヶ月分以上たまっているカワイ製作所。
いつもありがとうございます。
その足で真空成形工場。
フェンダーを10台分引取り。って、あと90台分は?(汗)。
どうやらこちらも総バックオーダー2ヶ月半抱えているそうです。
今年はハイゼットカーゴ、ハイエース、ジムニー、アルトワークスの型取りを依頼しました。
後ろが見えないほどの圧迫感が幸せ。
良い提携工場さまに恵まれている証拠。
製造していただく商品は全て大人気。
帰り道、大切なメシ友から着信。
シュピゲールへんみ部長。
「ブログにメシを掲載する時は、レシピと材料も掲載しておいてください。動画のほうがいいかも」
ブログ内のクルマの部品ではなく、メシ部分に突っ込みを入れてくれるのはアナタだけです(笑)。
嬉しい突っ込みです。
今年も年始早々、カネは無いけど、良いヒトたちとのご縁に恵まれた人生であることを実感。
よし、頑張ってレシピ掲載もやってみよっと!